【40歳婚活】婚活なのに「会いたい人」がいなかった私

40歳からの婚活

初めての仮交際が終わってから、
私は婚活そのものが怖くなっていました。

正直、
もう誰にも会いたくありませんでした。

相談所のアプリを開くたびに、

「またうまくいかなかったらどうしよう」
「申し込んでも断られるかもしれない。」

その恐怖ばかりが先に浮かびます。

それでも私は、
もう一度だけ、お見合いを申し込むことにしました。

でも、その結果は──

3人申し込んで、全員、お断り。

まだ直接会ったことも、話したこともない相手に、
「あなたとは会いません」
と言われる現実は、
想像以上に苦しいものでした。

婚活なのに、会いたい人がいなかった

私は思い切って、
今の苦しい気持ちを
カウンセラーに相談することにしました。

「プロフィールを見ても、
会いたいと思える人がいないんです。」

写真を見ても、
プロフィールを読んでも、

いい人そう。
真面目そう。

と思うことはあります。

でも、
「この人に会いたい。」

そう思える人は、
ほとんどいませんでした。

結婚相談所では、
「まずは会ってみましょう。」
そう言われます。

でも私は、

「会いたいと思えない人に申し込むなんて、
相手に失礼なんじゃないか。」

そんなことばかり考えてしまいます。

そして
「お見合いを申し込んで
断られることも怖いんです。」と。

生真面目だった私が変われたきっかけ

正直な気持ちを打ち明けると、
カウンセラーからこんな言葉が返ってきました。

「もっと気楽な気持ちで大丈夫ですよ。」

「婚活では、
断ることも、断られることも
当たり前です。」

「相手にも事情があります。
お見合いを断られたとしても、
すでに交際が順調な人がいただけかもしれない。
タイミングが合わなかっただけかもしれない。

だから、
断られた理由を自分の価値に結び付けなくて大丈夫です。」

その言葉を聞いて、
私は少し救われたような気持になりました。

そして同時に、
「私は婚活を真面目に考えすぎていたのかもしれない。」
そう思いました。

昔から私は、
「生真面目だね。」
と言われることがよくありました。

何事も一生懸命取り組くむ。

それ自体は悪いことではありません。

でも私は、
「こうあるべき。」
「こうしなければいけない。」

そんな考えに縛られてしまうことが少なくありませんでした。

婚活でも同じでした。

結婚相手を探す以上、
真剣であることは大切です。

でも、真剣であることと、自分を追い詰めることは違いました。

一つのお見合いに、
人生を懸けるような気持ちで向き合っていたら、
心がもちません。

婚活は一回のお見合いで終わるものではありません。

長く続くかもしれない活動だからこそ、
心のゆとりも必要だったのです。

心にゆとりがなければ、
相手の良いところを見る余裕もなくなります。

本当に大切にしなければいけないことを、
見逃してしまうかもしれない。

そう思いました。

だから私は、
少しだけ肩の力を抜いて婚活をしてみよう。

そう考えるようになったのです。

「会いたい人探し」をやめてみた

それから私は、
プロフィールの見方を少し変えました。

「この人と結婚したい。」

そう思える人を探すのではなく、

「何か一つでも共感できるところはあるかな。」

そんな視点で読むようにしたのです。

趣味。
食べ物。
家族観。
休日の過ごし方。

ほんの小さな共通点でもいい。

「あれ?」
と少しでも思った人には、

「気になるボタン」
を押して残しておくことにしました。

以前の私は、
「気になるボタン」さえ押せませんでした。

今思えば、
本当に真面目すぎました。

「気になるボタン」は、
ただ後で見返すための機能です。

それなのに私は、
そのボタン一つ押すことにも、
必要以上の意味を持たせていました。

勇気を出して押した「申し込みボタン」

気になる人の中から、
私は3人にお見合いを申し込みました。

「申し込む」ボタンを押すだけ。

たったそれだけの操作なのに、
指が止まってしまいました。

ボタン一つ押すだけなのに、
あんなに勇気が必要だったことを、
今でも覚えています。

申し込みをしても、
すぐに相手へ届くわけではありません。

相談所同士で確認が行われ、
そのあと相手に通知されます。

返事はすぐ来ることもあります。
2週間近く待つこともあります。

返事がないまま期限を迎えると、
自動的に不成立になります。

だから、
申し込んでからも毎日そわそわしながら通知を待っていました。

通知が来るたびに、

「返事かな?」

と期待してスマホを開いては、
全く違う通知だったことも何度もありました。

会う前から終わってしまう婚活

結果は、
2人からお断り。

そしてもう1人は、
最後まで返事すらもらえませんでした。

私は、
誰とも会うことができませんでした。

まだ会ってもいない。
話もしていない。

私がどんな人なのか、
知ってもらう機会さえありません。

それなのに、
「会わない。」
という結論だけが返ってきます。

婚活では当たり前のこと。

頭では分かっています。

でも心は、
そう簡単には割り切れませんでした。

一度断られるだけでも落ち込みます。

それが何度も続くと、
「私は誰からも必要とされない人間なんじゃないか。」

そんな極端な考えにまでなってしまうんです。

お見合いを断られる理由は分かりません。

だからこそ、
いろいろな理由を考えてしまいます。

そして、お断りが続くたびに、
少しずつ自信がなくなっていきました。

「また申し込んでも、
どうせ断られるかもしれない。」

そう思うと、
次の「お見合いを申し込む」ボタンを押すことさえ怖くなります。

まだ会ったこともない。
話したこともない。

それなのに、
何度も拒否されたような気持ちになる。

婚活は、
自分の存在そのものまで
否定されたような気持ちになる瞬間があるのです。

もちろん、実際にはそんなことはありません。

でも婚活をしているその時は、そう思えてしまう。

それくらい、お見合いを断られるということは
心に冷たく響く出来事でした。

40歳という年齢が、何度も私を苦しめた

そして、
どうしても頭から離れなかったのが、
「40歳」という年齢でした。

「あぁ、40歳だから断られたのかな。」

その考えが、
何度も頭をよぎります。

もっと若かったら。
35歳だったら。
30代前半だったら。

結果は違っていたんだろうか。

もちろん、
本当の理由なんて分かりません。

婚活では、
申し込みを断られた理由を
教えてもらうことはできません。

理由が分からないからこそ、

人は、
一番傷つく理由を、
自分で勝手に作ってしまうのです。

私は、
断りの連絡がくるたびに
「40歳だからだ…」

そう思っていました。

そう思うことで、
理由の分からない不安に、
無理やり答えを見出そうとしていたのかもしれません。

それでも、小さな共通点を信じて申し込み続けた

それでも私は、
また相談所のアプリを開きました。

もう期待し過ぎない。
完璧な人を探そうともしない。

「少しでも気になるところがあれば、
まずは会ってみよう。」

それが、
あの日の私にできる、
精一杯の前向きさでした。

でも、この時の私は、
まだ知りませんでした。

プロフィールを見ても、
何も感じなかった、あの人が──

数か月後、
私の夫になることを。

プロフィール
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はじめまして。41歳のumeco(女)です。

40歳で結婚し、10歳年上の夫と二人で暮らしています。

子どもの頃の私は、結婚するとは思っていませんでした。

家庭に良い思い出が少なく、「家族を作る」ということに前向きになれなかったからです。
ましてや子どもを育てるなんて、自分には無理だと思っていました。

そんな私が40歳で結婚し、今は夫と二人、ささやかな毎日を送っています。

贅沢な暮らしではありません。
老後の不安もありますし、親のことも気がかりです。

それでも、
「今日もふたりでご飯を食べられてよかったな」
そう思える日々があります。

このブログでは、子なし夫婦の日常や家計のこと、夫婦のこと、将来への思いなどを等身大で綴っています。

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